mana music effect がおくる 新しい音世界へのご招待。

WORKSHOP






「オリジナル・エフェクター作成塾(オトトイの学校)」レポート

MANA MUSIC EFFECTでは、「オリジナル・エフェクター作成塾」を東京・代々木<オトトイの学校>にて、2013年4月より3回にわたって実施しました!

この「オリジナル・エフェクター作成塾」は、自分の理想の音を追求した、自分だけのオリジナル・エフェクターを使いたいという皆様の欲求にお応えした、エフェクターの原理を基礎からしっかり学びつつ、世界に一台しかない自分だけのエフェクターを作ろうという本格講座でした。

受講生の方々は、まったく電気の知識がなかったり、はんだごてを使ったことのない方や、過去にキットでエフェクターを製作しようと試みたが上手くいかなかった方など、様々な方が参加されていました。



第1回 : そもそもエフェクターとは?


1. エフェクターの仕組みとは?
2. エフェクターの内部を見てみよう。
3. 回路図を見てみよう。
4. 使われている部品を見てみよう。


第1回の講座では、実際にエフェクターに使われる部品を見ながらの説明や、回路図と回路の役割などを知り、自作エフェクターを作るにあたり必要となる、基本的な電気知識を習得しました。

また、今回の講座で製作するエフェクターの回路図から、必要部品の洗い出しを行い、エフェクターを製作するに当たってのプロセスを体験してもらいました。

その後、実戦トレーニング編としてはんだごてを使用した、はんだ付けの練習も行い、配線のはんだ付けや、部品のはんだ付けなどのエフェクター製作のための基礎技術を訓練しました。

座学が中心でありましたが、受講生の方々は非常に熱心に取り組んでいました。




第2回 : 部品の買出し(課外授業)


第2回は秋葉原電気街での課外授業ということで、実際にお店で部品を探して購入するという、エフェクターを自作するにあたり、とても重要な部品の買い出しを行いました。

初心者には、ハードルとなっている部品選びについて、講師が付き添い、アドバイスを行いました。

まず、部品屋さんで、部品を買うためのマナーの説明を行いました。

お店に到着し部品を探し始めると、数値や種類が同じものが何種類もあり、その中からどうやって選ぶのか、受講生の方々は悩んでいるようでした。



通販とは違い、実際にお店で、実物を確認しながら買うという作業は、電子部品は難しい、とっつきにくい、などの苦手意識が克服され、電子部品を以前より身近に感じられる、良い体験となったようでした。

また、何より秋葉原というエキセントリックな電気街は、普段あまり接しない場所なので、訪れた受講生はみなキョロキョロと楽しそうでした!

途中で休憩をとりながら、何軒かのお店をハシゴして、この日は終了となりました。

部品の買出しは、楽しいものですが意外と集中力も使うので、結構疲れます。この日も講座最後には受講生全員は大変な疲労感に襲われていたようでした。

皆さん、お疲れ様でした!




第3回 : エフェクター製作・発表

第3回は、前回購入した部品を使って、いよいよエフェクターの製作です。
講座第1回で、簡単にはんだ付けのトレーニングをした受講生の方々ですが、今回の講座で長時間にわたってはんだ付けをすることは初めての経験の方が多かったと思います。



製作の大まかな流れは、このようになっていました。

①回路図と実体配線図を見ながら抵抗など背の低い部品のはんだ付け

②その後に基板や、VOLにワイヤー付け

③ケースへの仮組み

④音だし

⑤トラブルシューティング

⑥ケースへ本組み



この日は、いつもの講座の時間を大幅に延長し、受講生全員が必ず音を出すことを目標にエフェクターを作りました。

受講生の方々は、みんなほぼ初めてのエフェクター製作とあって、最初は製作に戸惑っていましたが、一番はじめに4時間程度でエフェクターを完成させた生徒さんを皮切りに、その後、次々にエフェクター完成の喜びの声が上がりました。

最終的に、みごと受講生全員がエフェクターを完成させることができました!



また完成後は、自作したエフェクターの改造方法なども解説しました。



エフェクター講座の受講生の声

●本当に楽しく作ることができました。

●音が出でうれしかったです。

●秋葉原で、みんなで部品を買出しに行ったことが新鮮でした。

●部品を見分けるのが難しかったです。

●電気の基礎がわかりました。





★受講生の皆さんの作品★





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